未来の北九州が今よりももっと「ずっと住み続けたいまち」であってほしいから・・・

1000人の夢寄金

トピックス

2023年(第12回)助成事業の活動報告その2

1000人の夢寄金で実施している助成事業について、
第12回の助成事業活動報告をお伝えするシリーズその2。

今回ご紹介するのは、2023年6月にキックオフし、2024年2月に卒業式を終えた
『北九州ドリームサミット2023』です。

この事業の特徴は、次の3つ。
➤主役がKDS(北九州ドリームサミット)議員と呼ばれる北九州市内の中学2年生。
➤机上の議論だけでなく、KDS議員が北九州の問題や明るい未来のために何が必要なのか、
 その解決に向けて、学び、考え、議論したことをみんなで力を合わせて行動すること。
➤そうやって得た経験をもとに提言をまとめ、北九州市議会棟で市長や議長、教育長に
 KDS議員自身が提案すること、です。

『2023』では、同年11月19日に本会議棟にて、KDSの本会議が開催され、第1部「今年1年間、各グループで議論を行ってきた行政への提案とその答弁」、第2部「北九州市長とのドリ
ームディスカッション」が行われました。

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本会議棟での様子

『北九州ドリームサミット2023』に参加した中学生は42名。
6月のキックオフミーティングから始まり、7月の第1回運営会議では、北九州市の課題について議論。さらに同月に第2回の運営会議を行い、8月には『わっしょい百万夏まつり』に出店。北部九州豪雨災害の義援金を集めるため、飲料等を販売しました。
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『わっしょい百万夏まつり』の様子

8月24日には、久留米市の豪雨被災地を訪れたのち、KDS議員から久留米市長に直接義援金を進呈するという貴重な経験をしました。
その後、9月、10月に3回の運営会議を開催。提言内容を議論して、まとめていき、本会議棟での提言を経て、2024年2月4日に『北九州ドリームサミット2023』の卒業式を実施。『2023』の活動を終えました。

✱主催者からは、
❝北九州市の課題は何かを考え真剣にディスカッションすることで、シビックプライドの醸成を図ることができました❞

❝北部九州豪雨で被害にあった被災地に対して、中学生自身が「自分たちは今何ができるのか」を考え、実際に義援金集めの行動を起こして被災地へ届ける、被災地を視察するという体験は、果敢にチャレンジしていくことの大切さと、このまちの未来のリーダーとして活躍する人財へと成長する体験になったと思います❞

❝自分のまちを愛し、リーダーシップを持った人財を増やしていくことで、北九州の都市格向上に貢献できたと思います❞
という感想が届いています。

✱当寄金について
❝1000人の夢寄金は、まちづくりを行う上で大変良い取り組みだと思います。知らない方もいると思いますので、広く発信していただき、未来を担う子どもたちの取り組みにさらなる支援をしていただければと思います❞
という声をいただきました。
写真はドリームサミットHPよりお借りしました。

北九州ドリームサミットの活動報告など、
詳しくは以下の公式ホームページをぜひご覧ください。
北九州ドリームサミット

自分で考え行動する。多感な時期の『北九州ドリームサミット』の経験は、中学生のみなさんにとって忘れられない大きな学びになったのではないでしょうか。
こうやって青少年の育成に助成できましたのは、みなさまのご寄付・ご協力があってこそです。心より感謝申し上げます

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