お知らせ・活動記録
Information/Activeity Log
生き方のデザイン授業に行ってきました
ついに師走になりました。1年があっという間に感じますね。
1000人の夢寄金 第7回助成事業の取材に行って参りましたのでご報告です!
今回訪れたのは、小倉北区にある市立泉台小学校です。
12月7日(金)に助成事業の1つである「生き方のデザイン授業」が行われました。
この事業は、社会課題への解決に自分が参加できることを知る「寄付の教室」や「ドリームマップ」など、
障害があることを強みに自分らしい生き方をデザインしている「生き方のデザイナー」さんたちによる
子どもたちの主体的に生きるチカラをはぐくむための事業です。
取材した日は、シリーズで行われてきたこの事業のまとめの授業ということで
4年生全員を対象に「みんなが幸せになるための発表会」が行われました。
当日のプログラムは次の通りでした。
*プログラム*
1.はじめの言葉
2.障害のある方と遊ぶ時の工夫について(室内)
3.点字が使われている場所について
4.聴覚障害の方のために作られたものについて
5.障害のある方と遊ぶ時の工夫について(屋外)
6.聴覚障害について
7.ルイ・ブライユについて
8.聴導犬について
9.障害の方でもできるスポーツについて
10.介助犬について
11.視覚障害の方のためにつくられた商品について
12.視覚障害の方のためにつくられた物について
13.盲導犬について
14.おわりの言葉
※最後に、みんなで歌「いつだって」を歌いました。
それぞれの項目について4~6人毎の班に分かれ、生徒のみなさんが、自分たちが調べてきたことを発表しました。
手話、点字、障害者スポーツ、介助犬・盲導犬、障害者用商品など、項目は多岐にわたります。
プログラムの7番目「ルイ・ブライユについて」。なんとなく人の名前のような気がしますが、
正直なところ私は何のことなのかさっぱりわかりませんでした。
生徒さんたちの発表によると、ルイ・ブライユとは、フランスの盲学校教師の名前で、
この方が、6つの点でアルファべッドを表す点字を考案したそうです。
そして、点字の英訳はブライユ「braille」というそうです!全く知りませんでした
とても小学校4年生が調べたとは思えないほど詳しく、どの項目も初めて知るような事柄も多くて
取材している私もたいへん勉強になりました。
また、ほとんどみんなセリフを暗記して発表していたことにも驚きました、凄い
ときどき、生き方のデザイナーとして当日参加していたナナさんとレンコンさんが、
的確な意見を皆さんに伝えていました。
毎回感心するのですが、生き方のデザイナーさんは敢えて簡単な、子どもたちに理解できる平易なことばで、
聞き取りやすい速さで、意識的に話をされています。とても素晴らしいことだと思います
担任のお二人の先生方からも「みんなで頑張って今日の日のために準備してきたんですよ」とご報告がありました。
現在多くの北九州市内の小学校で授業の一環として取り組まれている生き方のデザイナー授業。
これからももっとたくさんの学校で開催されることを願っています。
さー、いよいよ最後のまとめの授業です。 生き方のデザイナーさんも最初はやや緊張気味!
プログラムは14項目。みんなの手作りです。こんなにたくさん調べたのですね!
司会者は前後半二人ずつ。 背中に書いた文字をあてるクイズ。
聴きやすくはっきりとした声!
箱の中身はなんでしょう?箱がみんなに見えるように置くといいとデザイナーさんからのご意見。
次々とクイズ形式で発表していきます。 観客席にはサクラ役の子たちもいて盛り上がります!!
もしも、街中に点字ブロックが無かったら? 担任のお二人の先生から子どもたちの頑張りについて!
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