お知らせ・活動記録
Information/Activeity Log
「いのちの授業」活動報告 高須中学校
みなさま、こんにちは。
先日発表いたしました今年度助成させていただく1000人の夢寄金 第6回助成事業。
さっそく、その1つである「いのちの授業」が実施されました。取材してまいりましたのでご紹介いたします
今回「いのちの授業」が行われたのは、若松高須中学校。
授業2時限を使って高須中学校1年生161名が参加し、いのちの授業および赤ちゃんゲスト&妊婦体験を行いました。赤ちゃんゲストとして、11組の若いママさんたちと赤ちゃんが中学校に来てくれました
最初はいのちの授業。ビデオを見ながら、「みんなは、みんなの両親、お爺ちゃん、お婆ちゃん、兄弟姉妹に見守られて生まれてきたんだよ。生まれることで周りのみんなを幸せにしたんだよ」という、いのちの大切さを理解してもらう授業です。
0.1mmの卵子から、米粒大、小豆代と次第に大きくなり、指をくわえている実際の赤ちゃんの超音波画像、出産シーン、おっぱいを懸命に吸う出産直後の赤ちゃん、幸せに包まれたママの表情などが紹介され、みんな真剣に見入っていました。
実物大の骨盤模型を使って赤ちゃんが9枚の頭蓋骨を僅かに重ねて、からだを捻りながら産道(いのちの道)を通って生まれてくる説明の際には、人気者のマイケルくん(人形)が登場!場が一気に盛り上がります
いのちの授業の後半は80名ずつが二つのグループに分かれ交代で実施する、赤ちゃんゲストと妊婦体験です。
赤ちゃんゲストでは11組のママと赤ちゃんに、ふだん元気いっぱいの中学生もたじたじです。どう対処していいかわかりません。おそるおそる抱いてみますが泣かれて困ってしまう生徒や赤ちゃんに見つめられて逆に固まってしまう生徒も。13歳、14歳ではまだ自分の将来のことは具体的には考えてないでしょう。
もう一方のクラスでは妊婦体験授業が行われました。
実際の妊婦の体重に近い妊婦服(約7kg)と第1子にみたてた赤ちゃん人形(約3kg)を抱いてみます。
男子は力が強いこともあって、そうでもなさそうですが、女子生徒は日常の重さは体力的にも相当なものだと実感できたと思います。また、妊婦が最も取りずらい態勢を妊婦服を着たまま取ってもらいます。地面のものを拾う、座ったり立ったり、階段の上り下りなど、ふだんの日常生活でさえ、重労働なことを実感してもらいます。また、産道を通って生まれてくることも模型で体験してもらいました。
今日の2時間の授業はとても貴重な体験になったことでしょう!近い将来パパやママになる皆さん、命の大切さをわすれないで、幸せになって欲しいと願っています。
最後になりますが、貴重な時間を提供くださった11組の赤ちゃんとママたち、たいへんお疲れさまでした、ありがとうございました!!
高須中学校1年生161名 人気者マイケル登場! 赤ちゃんゲストに戸惑う生徒たち
赤ちゃんに負けじと頑張る! お兄ちゃんたちコンニチハ! 上手く抱っこできるかな?
妊婦服7㎏、赤ちゃん3㎏、重い!一度座ると起きるのがタイヘン!こうやって生まれたの覚えてない!
本日のアイドル(赤ちゃんゲスト)とママ達