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時を創った孤高の女性俳人ー杉田久女の生涯と作品ー 講演会に行ってきました♪
11月10日木曜日、1000人の夢寄金 第5回助成事業の1つである<句画集「杉田久女101句」の発刊>事業。その一環として開催された講演会に行ってまいりました
会場は、八幡西生涯学習センター(コムシティ2階)。講師は、北九州市立文学館 今川英子館長でした。
今年は俳人 杉田久女の没後70年にあたる年。久女は結婚後の生涯を小倉で過ごしたそうです。
今川英子文学館館長の講演は、久女が創作した代表的な作品一句一句を通してその人物像、時代背景や人間関係を浮かび上がらせ、たいへん興味深く学習することができました。私は、文学的な素養がなく、俳句は嗜みませんが、こんな私でも久女の俳句からは何か強く胸に迫ってくるものを感じることができました
1000人の夢寄金によって助成される事業は、今回の講演会ではなく、句画集「杉田久女101句」の制作・発刊。こちらも順調に進み、公表間近の一冊を見せていただきました。装丁も内容も素晴らしい出来栄えで、今から事業活動報告が楽しみです
最期に個人的感想で申し訳ないのですが、初めて出会った時にとても感動した句をご紹介いたします。
久女が福岡県の霊峰・英彦山を詠んだ英彦山六句のうちのひとつです。
谺(こだま)して山ほととぎすほしいまゝ
また1つ、みなさまからのご寄付によって、このまちの文化が、今回は句画集として形になるのだなぁと感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。どうもありがとうございます
講演会概要
●日時:平成28年11月10日(木)14:00~15:30
●会場:八幡西生涯学習総合センター(コムシティ2階)
●講師:北九州市立文学館 館長 今川英子 氏
●主催:北九州ひとみらいプレイス