KPECは、「住みたくなるまち」としての北九州の魅力を高めるための、企業を中心とする民間団体です。
平素より、北九州活性化協議会の運営にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当協議会は、北九州経済4団体(北九州商工会議所、西日本工業倶楽部、北九州青年会議所、北九州青年経営者会議)を母体に、企業や市民の賛同と協力のもと、昭和63年9月に任意団体として発足し、平成元年4月に財団法人として認可され、また、平成22年3月には、福岡県移行第1号の公益財団法人として、認可されました。
以来、北九州市の活性化を目指し、北九州市域の将来構想を見つめ、「住みたくなるまち」としての魅力を高めるため、市民・団体・大学・行政等を連携させる中心軸として活動を続けています。
近年、国や地方自治体の財政改革が叫ばれる中、「新しい公共」による地域づくりの方向が提示され、PPP(公民協働)やコミュニティビジネスなど、市民や企業・団体などが主体的に参加する動きが活発化してきております。
こうした中で、産学官民の連携軸の機能を持つ当協議会に対する関心と期待が高まってきています。私共は、創立の意志を想起し、産学官民の連携を軸としての役割を果たしていかなければならないと考えています。
創立10周年記念事業の「もったいない総研事業」につきましては、「北九州紙・えこっパー」の普及拡大や、市民財産の発掘に向けて新たな事業を創生することにしています。
また、創立20周年事業として取り組んだ3事業、即ち、北九州地域の中堅・中小企業の産業人材育成のための地域システムづくりを行う「北九州地域産業人材育成フォーラム事業」、企業人が小学校の教育環境の改善に取り組む「北九州の企業人による小学校応援団事業」、教育・文化分野の市民活動を支援する「1000人の夢寄金事業」につきましては、今では、地域システムの重要な位置づけとなっており、北九州地域の活性化における当協会の役割は、益々高まってきております。
今後とも、地域の皆さまのご支援とお力添えを頂きながら、「元気で住みやすいまちづくり」に貢献できる活動に取り組んでまいりますので、皆さまのご支援、ご協力をお願い申し上げます。